splus okinawa diving service

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3月最終週は、26日から4日間の日程で与那国島へ行って来ました。

与那国島は、沖縄本島から南西へ約509kmで日本最西端の地であります。隣接する台湾とは、約111kmの距離にあり、年に数回、台湾の山並みが見えることもあります。荒々しい波が打ち付ける断崖絶壁の景観は、男性的な力強さがあり、自然・文化・歴史すべてが八重山のどの島にもない独特の雰囲気で訪れる人々を魅了しています。

ここでのダイビングツアーの目的はもちろんハンマーリバー。体長2mを超える魚体のハンマーヘッドシャークの群れを探す旅です。多いときは3桁越えの群れとなり、大興奮のダイビングとなります。

日本で一番最西端に位置する岬「西崎(いりざき)」の沖合で見られます。なぜこの与那国の海でハンマーヘッドシャークが群れているのか。ここの海に集まるハンマーヘッドシャークはアカシュモクザメで、単体でいても天敵はいないし、群れでハンティングをするわけでもないので、なぜ群れをなすのかはよくわかっていないそうです。また、群れの状態で回遊しているわけですが、その回遊の理由もはっきりわかっていないみたいです。ここに集まるハンマーヘッドシャークは、単体で繁殖することができる、つまりメスだけで子供を産むことが出来るというから驚きです。その子供を産む前のメスのハンマーが群れているのだとか…。

初日は気温27度で夏のような暑い一日となりました。

南風がやや強めの中、まずは手慣らしということで1ダイブ目はハンマー単体を確認。

2ダイブ目は20匹程の小さな群れでしたがまずまず寄ることが出来ました。

3ダイブ目は100匹程の群れに遭遇。初日は幸先良いスタートとなりました。

2日目は28度を超える夏日で、南風はかなり強めの時化の中奮闘するも…ハンマーは何処へ?海の透明度は悪くありませんし、潮の流れもまずまずでしたが、まったく姿が見えませんでした。

3日目の最終日は一転して北風が強い冬の海となりました。ハンマーに会いたい一心で、ボート上でゆっくりと準備を進めていきます。

1ダイブ目で単体を確認し、2ダイブ目では100匹弱の群れを確認するも、なかなか寄れず遠く離れずの距離。

3ダイブに期待してエントリーすると、すぐに100匹以上のハンマーの群れに遭遇しました。

水深はまずまず深めでしたが、一緒に泳いで時間を過ごすことが出来ました。苦労が報われたとても幸せな時間となりました。

そして4ダイブ目は、遺跡ポイントへ入ります。ここは1986年に与那国島南部の新川鼻沖の海底で発見された海底地形で、東西約250m、南北約150m、高低差約25mに及ぶ巨大な石の神殿のような構造をしており、人工的な「海底遺跡」なのか自然にできた「海底地形」なのかは、いまだ分かっておりません。その神秘的な景色をじっくりと堪能してきました。

ダイビング後は反省会やら打ち上げやらと称して、地元のグルメを食して来ました。

名物のカジキ料理などを毎晩美味しくいただきました。

今回のツアーでお世話になったのは、la mer bleue(メールブルー)さんです。

期間中は決して良い条件が多くはない中でしたが、一生懸命探していただき一生懸命追ってくれました。ハンマーヘッドシャークの群れに会わせていただき、ありがとうございました。

とっても居心地が良い宿のさきはら壮さん。大変お世話になりました。

このツアーに関わったすべての方達に感謝です。また来シーズン必ず遊びに来ますね。

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