チービシファンダイビング(神山ラビリンスほか)
12月に入り、暖かい日と肌寒い日が繰り返される季節となった沖縄ですが、今日は荒れ気味の一日となりました。
今日はチービシ諸島周辺海域と沖縄本島沿い海域へファンダイビングに行って来ました。
オールドリフトスタイルで、1ダイブ目はタートルシティへ入ります。
エントリーから緩めの潮に乗って泳いでいくと、キホシスズメダイの群れが歓迎です。
メインの根にはアオウミガメが集結していました。
気持ち良さげに寝ていたり、クリーニングをされていたり、水面から泳いできたりと多くのアオウミガメに会うことが出来ました。
2ダイブ目は神山ラビリンスへ入ります。
まずはラビリンスの名のごとく洞窟へ入ると、ウコンハネガイが見られました。
ウコンハネガイは熱帯の貝で国内では沖縄諸島から南の地域にしか生息していません。主に浅い海の岩礁に生息している二枚貝で、外套膜に周りの光を反射する細胞を持っている事から、外部から光を浴びるとキラキラと輝くように見えるという特徴を持っています。この自ら発光しているように見えるという特性から別名、イナズマガイとも呼ばれています。
貝殻は卵円形で平たく、表面にはかなり細かい放射状の肋が見られます。この放射状の肋は細かい鱗片状の突起になっており、金ヤスリの目のような形状をしています。岩の隙間などに生息している事から、見つけるのが非常に困難な貝だそうです。
洞窟の中はたくさんのハタンポが群れて生息しており、とても綺麗な景観を醸し出していました。
セジロクマノミ、カクレクマノミも健在です。
綺麗な色のイバラカンザシもいたるところにあります。
アカククリの若魚はなかなか見られないので幸運でした。
珊瑚の上で気持ち良さげに寝ているアオウミガメも見れました。
最終ダイブは本島沿いポイント与根へ入ります。
いくつもの漁礁を巡って泳いでいくと、多くのロウニンアジが漁礁の中をぐるぐると泳ぎ回っていました。
これほど多くのロウニンアジが見られるポイントは、ここしかありません。
今日は一日を通して風が強く荒れていましたが、何とか潜ることが出来ました。冬が到来ですが、これからも安全第一でいきたいと思います。
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