splus okinawa diving service

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9月の沖縄はことごとく天気予報が外れ、当初は雨予報でしたが、朝からしっかりと晴れて暑い一日となりました。

今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。南東のゆるい風で、海はとても穏やかです。

オールドリフトスタイルで、最初のポイントは黒島北へ入ります。まずは深場のヤギにつくピグミーシホースを探しに行きます。潮は緩めでしたので、良い条件の中数個体元気な姿を確認出来ました。

ソフトコーラルを進んで行くと、グルクンの群れとそれを狙ってかイソマグロ2匹に遭遇しました。

カスミアジ5匹も根をぐるぐると泳ぎ回っていました。

棚上のキンギョハナダイやキホシスズメダイが朝日に照らされてとても綺麗な景観を醸し出していました。

2ダイブ目は、ナガンヌ曾根へ入ります。エントリー直後にグルクンの群れを見て、そのまま下げ潮に乗っていき、アカヒメジやノコギリダイの群れを見ていきます。

ここでは珍しいタイマイにも遭遇することが出来ました。

ネムリブカ5,6匹をじっくり見てエキジットです。

ネムリブカは、大西洋を除く、熱帯の海に広く生息する沿岸性のサメ種で、主に40m以浅のサンゴ礁域に生息していますが、それより深い場所や水深1m以浅にも見られることがあります。その名のとおり昼間は岩礁で頭を突っ込んで寝ていることが多いですが、夜間になると活発に行動します。

他のメジロサメよりも体が細めでスマート、第2背鰭はやや大きく、第1背鰭よりも少し小さく、第1背鰭と尾鰭の先端は白い。体全体は灰色っぽいです。全長1.5mほどで、稀に2mを超えることもあります。胎生で50cmほどの仔魚を産みます。

英名ではヒレの先端の白い模様から、ホワイトチップリーフシャークなどと呼ばれ、沖縄の方言ではニーブヤーと言い、いつも眠そうにしている人、という意味だそうです。

メジロザメの仲間達は、泳いでいないと鰓に海水を送り込むことができなくなり、酸欠になって死んでしまいます。しかしネムリブカは、泳がなくても海水が鰓に流れ込み呼吸することが出来るため、生きていれます。

最終ダイブは、タッチューへ入ります。まずは深場のギンガメアジ数100匹の群れに近づきますが、逃げられてしまいました。その後は深場につくハナゴンベや、慶良間諸島ではあまり見られないヤマブキスズメダイなどを見ていきます。

カスミチョウチョウウオやキンメモドキも群れていました。

いまだ台風が来ない沖縄の海は、ぬるい温度を保っています。珊瑚にとっては問題ですが、快適にダイビング出来る事はとても幸せなことです。

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