splus okinawa diving service

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9月に入り台風が次々と発生していますが、沖縄その影響も受けずに良く晴れて真夏日の暑い一日となりました。

今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。東寄りのゆるい風で、海はとても穏やかです。

最初のポイントはパライソへ入ります。パライソはスペイン語で楽園を意味し、英語のパラダイスと同語源です。

真っ白な砂地と浅場に群生する珊瑚が綺麗なポイントですが、今年の夏の高水温の影響により、珊瑚の白化が著しくなっています。

珊瑚の白化現象は、海水温度の上昇等が原因で珊瑚礁の衰退を招く大きな要因のひとつとされています。白化現象とは、造礁珊瑚に共生している褐虫藻が失われることで、珊瑚の白い骨格が透けて見える現象です。白化した状態が続くと、珊瑚は共生藻からの光合成生産物を受け取ることができず、壊滅してしまいます。

真っ白な状態になっても、水温が適正に下がるなど、海の状況が好転すれば、再び褐虫藻が体内に戻り、珊瑚が回復することもあります。今年は高い海水温が続く上、台風の発生も少なかったため、このような状況が懸念されます。珊瑚のためには台風も必要となります。

2ダイブ目は、カメ吉へ入ります。

繊細なガラス細工のように美しいナデシコカクレエビは、クリーナーシュリンプ独特の動きで、いつもからだを左右に揺らしています。

ホソカマスの群れがぐるぐると泳いでいました。

タイマイはいつものごとく、こちらを気にする様子もなく夢中でエサを食べています。

カクレクマノミが共生するセンジュイソギンチャクも白化しています。

イソギンチャクも珊瑚同様に細胞内に褐虫藻を共生しており、それが失われることで白化します。しかし、イソギンチャクは白化の後も死んでしまうことが少なく、褐虫藻が戻ってくるのを待っていられるようです。

最終ダイブは、ドリフトスタイルで自津留へ入ります。しっかりとした下潮に乗って、綺麗に群生するイソバナを見ていきます。

アオサンゴにつくキホシスズメダイやキンギョハナダイ、ハナゴイ、カスミチョウチョウウオなどお魚満載です。

大きなロウニンアジの姿も確認出来ました。

いよいよ台風が連続して発生する予報となってきました。秋の沖縄は、台風といつもにらめっこ状態です。

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