splus okinawa diving service

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7月最終日の沖縄は、朝から良く晴れて真夏日となりました。

今日は恩納村万座へファンダイビングに行って来ました。先日の台風一過から、透明度が一気に上がった様子で、海中はとても綺麗です。

最初のポイントはミニドリームホールへ入ります。縦に広がる洞窟と浅場の珊瑚やマクロなどが見どころです。まずはエントリーから棚上の珊瑚礁を見て楽しんでいきます。

ホールの入口へと進んでいき、ゆっくりと穴を降りていきます。

穴の中のハタンポは健在で、小さなネムリブカが2匹寝ていました。

慶良間諸島周辺海域ではあまり見られないヤマブキスズメダイですが、ここではたくさん見ることが出来ます。

ムチカラマツなどの表皮を口で削り取って場所を作った後、産卵します。雄は時折近づく生物やダイバーに対して激しく威嚇をしてきます。

アマミスズメダイも多く見られ、棚上を優雅に舞う群れが綺麗に見えます。

エキジット間際には、赤色のイソギンチャクにハマクマノミ白線2本の可愛らしい幼魚を見ることが出来ました。

2ダイブ目は、オーバーヘッドロックへ入ります。ここも浅場の珊瑚が綺麗なポイントです。

まずは深度をとって南下していくと、グルクンの群れの中にロウニンアジがいました。

久しぶりの恩納村の海で、以前とは変わったところもあるようですが、水深16mのオーバーハングにハナゴンベが3匹ついていました。大分浅めの水深です。

シンデレラウミウシやコンペイトウウミウシの大型種が多く見られました。

地形も綺麗で見どころ満載ですが、珊瑚の白化現象がちらほら見られるのが気になります。

珊瑚礁は、生物多様性の保全上、特に重要な生態系です。 世界の珊瑚礁の総面積は地球表面のわずか0.1%に過ぎませんが、確認されている生物種は9万種を超えると言われています。珊瑚を中心とした生物が長い間かかってつくった地形が珊瑚礁です。

珊瑚の白化現象は、海水温度の上昇が原因で珊瑚礁の衰退を招く大きな要因のひとつとされています。白化現象とは、造礁珊瑚に共生している褐虫藻が失われることで、珊瑚の白い骨格が透けて見える現象です。白化した状態が続くと、珊瑚は共生藻からの光合成生産物を受け取ることができず、壊滅してしまいます。

台風の接近により海水温が下がることで、白化現象から回復することもありますが、今年は高い海水温が続く上、台風の発生も少なく、いよいよ懸念されます。珊瑚のためには台風も必要となります。

今日は、良いコンディションの中、のんびりと楽しむことが出来ました。穏やかな海は、いつまでも続いて欲しいものです。

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