慶良間ファンダイビング(自津留ほか)
この夏の沖縄は記録的な暑さが続いていますが、台風が近づいています。朝はざっと降った雨によって綺麗な虹がかかっていました。
今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。嵐の前の穏やかなポイントは、透明度が抜群です。
最初のポイントは渡嘉敷島の野崎へ入ります。エントリーからゆっくりとメインの根へ進んでいくと、オキナワスズメダイやハナゴイなどのたくさんの魚達が優雅に舞っています。
北側へ移動すると、浅場の珊瑚がとても綺麗です。
高い海水温の影響で、珊瑚の白化現象も見られます。
水面近くにはキビナゴがたくさん泳いでいます。今年の沖縄の海はキビナゴが良い感じにたくさんいます。
2ダイブ目はカメ吉へ入ります。タイマイのランチの様子を少々覗いた後は、クマノミをじっくりと観察します。
このポイントでは日本に生息するクマノミ6種中5種を見ることが出来ます。
クマノミはスズメダイの仲間で、雌が生まれることはありません。大きなイソギンチャクには、家主である夫婦とその他の若いクマノミが同居しています。グループの中で最も強くて大きなクマノミが雌で、2番目に強いクマノミが雄です。その他のクマノミは両性未成熟の状態です。
グループの中の優劣争いに勝ち抜いたものが、まず雄になり、トップに登り詰めたものが雌へと性転換します。
一部のベラやハナダイの仲間のように、雌として生まれ大きく強く成長したものが雄へと性転換する「雌先成熟」の魚は多数いますが、クマノミ亜科の魚達のような「雄先成熟」は少数派です。
最終ダイブは、ドリフトスタイルで自津留入ります。まずまずの下げ潮でしたがその流れに乗って、深度をさげていき群生するイソバナを見ていきます。
アカモンガラが多い印象で、アオサンゴ群にはキホシスズメダイやキンギョハナダイ、ハナゴイ、カスミチョウチョウウオがびっしりとついていてとても綺麗な景観を楽しむことが出来ました。
台風前の穏やかなポイントでダイビングが出来ましたが、どこも透明度が抜群でした。明日は少々荒れた海となりそうです。
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