慶良間諸島でライセンス講習
ゴールデンウィークもあと3日となり、朝から良く晴れた沖縄は夏日の暑い一日となりました。
今日はアドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コース初日で慶良間諸島周辺海域に行って来ました。しっかりと上達スキルを身に付けて確実にステップアップしていきましょうね!
出航前の朝の準備、まずはボート上での器材のセッティングと作動点検から始まります。常に安全にダイビングをするためには基本事項の徹底が大切となります。久しぶりのセッティングですが、思い出しながらゆっくり確実に行っていきます。
慶良間諸島周辺海域のダイビングポイントへ到着し、綺麗な海で講習が始まります。
講習最初の項目はディープ・ダイビングです。まずはロープを使ったコントロールされた潜降から始まります。自分達のペースでゆっくりと慎重に耳抜きをしながら呼吸をコントロールして潜降していきます。
水深20mの海底まで行き、色の変化とダイブコンピューターの比較を確認して、ディープ・ダイブの特徴を学びます。
深い場所でのダイビングでは、エアの消費量が増え、減圧症の危険性が高まり、ガス昏睡(窒素酔い)の影響が強くなり、光が届きにくいなどのデメリットがありますが、それを認識し自分の限界深度でダイビングすることで安全に楽しむことが出来ます。より深い場所へ行くということは、水中で見れる世界が広がるということなのです。
エキジット間際のボート下での安全停止は、しっかりと呼吸をコントロールしてホバリングで停止します。呼吸は止めないようにして、身体が浮き始めたら息を吐いて浮力を小さくし、反対に沈み始めたら息を吸って浮力を大きくします。ホバリングは水中で静止しているのではなく、呼吸を使ってある一定の水深を維持するために、上下(浮き沈み)する水深の幅を極めて少なくしていることを言います。とっても上手にホバリング出来ていました。
2ダイブ目はボート・ダイビングです。当店のファンダイビングメニューはボート・ダイビングのみとなっています。ビーチよりもコンディションが良い場所を選ぶことが出来て、より多くのポイントへ行くことが出来るという理由からです。ボートの特性を学び、船酔い対策なども必要になります。
ボートではアンカーラインに沿って潜降するのが一般的ですが、ダイビングスキル上達のために、指標を使わない自由潜降を徹底的に練習していきます。このスキルは、からだのバランスと呼吸コントロールがとても重要な要素です。繰り返し行うことで徐々に身についていきます。
3ダイブ目の項目はドリフト・ダイビングです。ドリフト・ダイビングを行うためには、正しい潜降のテクニック(指標を使わない自由潜降)と中性浮力、強いフィン・キック力やエアの消費量が少ないことなど、様々な重要スキルが必要となります。ゆるめの潮に乗りながらゆっくりと泳いでいきます。
ダイビングは何よりも楽しむということが大切です。たくさんの生物をじっくりと観察して講習が進んでいきます。
順調にアドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コースが進んでいます。明日も引き続き楽しんでいきましょう!
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