慶良間ファンダイビング（下曽根ほか）
沖縄は朝から良く晴れ、待望の陽射しに恵まれて夏日まであと一歩の一日となりました。
今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。北寄りの風がやや強めでしたが、何とか入れるポイントを目指します。
オールドリフトスタイルで最初のダイビングポイントは、久場島の紺瀬へ入ります。まずは洞窟に入り、光が差し込む綺麗な景観をのんびりと楽しみます。
慶良間版「青の洞窟」と言っても過言ではないほどの美しい地形です。
外へ出て、ウミガメと一緒に泳いだり、大きなイセエビを観察してエキジットへ向かいます。
２ダイブ目と３ダイブ目は、下曽根へ入ります。透明度も良く潮はやや緩めで、根にはグルクンがびっしりとついています。時折その群れを狙って、イソマグロが周囲をぐるぐる泳いでいたり、ロウニンアジやカスミアジがアタックしています。
それらに追われたグルクンの群れは、一丸となって逃げ泳ぎますが、その景観は迫力があるとともにとても綺麗な色合いを醸し出します。
グルクンは沖縄ではタカサゴ科クマササハナムロ属魚類のことを呼んでいます。サンゴ礁の海に暮らすグルクンは、昼間はリーフの外を群れて遊泳して餌を探し、夜は群れを解消してサンゴの下に隠れて眠ります。もっとも一般的にグルクンと呼ばれているのはタカサゴで、沖縄県の県魚にも指定されています。
今日は少々波がありましたが、大迫力の海の自然原理を存分に目の当たりにして来ました。
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