splus okinawa diving service

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3月終盤を迎え、間もなく春到来かという季節となりましたが、沖縄はもう少しだけ寒さが続くようです。これが今年最後の寒さとなって欲しいものです。

今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。朝から天気が良く、海も落ち着きを取り戻して来ました。

北風の影響を避け、最初のダイビングポイントは座間味島のドラゴンレディへ入ります。真っ白な砂地が広がる景観の中、小さめの生物を探していきます。ジュズダマイソギンチャクと共存しているクマノミ一家のそばにイソギンチャクモエビがいます。

アデヤカバイカナマコにはウミウシカクレエビ。どちらも光に当たるととても綺麗な色合いをしています。

ピンク色の目が特徴的なアカメハゼ、透明な魚体でとても可愛らしい魚です。

スカシテンジクダイも少しずづ増えてきていました。

2ダイブ目は唐馬№2へ入ります。ゆっくりと深度をとりながらまずはニシキフウライウオのペアを見ていきます。

何とも言えない姿でゆらゆらを泳ぐ姿、その擬態は見事でダイバーに人気があります。

少し深場へ行き、水深27m程の根にはハナゴンベがついていますが、個体数が増えていました。

ハナゴンベはハタ科のハナダイ亜科に含められており、やや深いサンゴ礁域(水深20m以深)の岩穴に生息しています。体長は成魚で8cmほどで、体は桃色、背部はやや黄色っぽく、眼の下からやや後方にのびる2本の黄色線があります。臀鰭はややとがっていて、中央部の軟条が糸状にのびる美しい色彩の魚です。ハナゴンベ属は本種のみの1属1種とされているそうです。

深度を上げてユビエダハマサンゴについているクロオビアトヒキテンジクダイを見ていきます。

真っ白なハダカハオコゼは未だ健在で、少し成長しているように見えました。

繊細なガラス細工のように美しいナデシコカクレエビは、クリーナーシュリンプ独特の動きで、いつもからだを左右に揺らしています。

最終ダイブは、ドリフトスタイルでアリガー南へ入ります。緩めの潮に乗りながら、慶良間諸島屈指の綺麗な珊瑚礁に囲まれながらゆっくりと泳いでいきます。

びっしりと珊瑚が並びキホシスズメダイやデバスズメダイなどの魚達が生き生きとしています。道中数匹のアオウミガメに出会えたので、写真を撮ったり一緒に泳いだりして過ごして来ました。

今日は太陽の陽射しがとても幸せな一日でした。気温は低めでしたが、陽射しのおかげで海中が明るくキラキラと照らされて、とても綺麗な景観をじっくりと楽しむことが出来ました。

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