splus okinawa diving service

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今年の2月の沖縄は平年より暖かく過ごしやすいですが、今日は太陽はひと休みのようで肌寒い一日となりました。

今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。海況はまずまず穏やかです。

最初のダイビングポイントは久しぶりのアリガーケーブルへ入ります。エントリーからゆっくりと深度をとりながら泳いでいき、沖の根を目指します。茶色のハダカハオコゼは健在で、やや大きくなっていました。

ケラマハナダイも元気な姿を見せてくれます。ケラマハナダイは、大型魚のクエなどと同じハタ科に属していて、国内では沖縄の慶良間諸島で初めて観察されたことから名前が付けられています。
体色は淡い赤色やピンク色のような感じで、幼魚や雌の体側には斑などはありませんが、雄の背びれの棘条中央部辺りには濃赤色の斑が見られます。眼の上方が青く背びれの基底が長いのが特徴です。

少数の雄と多数の雌で群れをつくって生活していて、動物プランクトンや小型の甲殻類などを食べています。また、ハタ科の仲間の多くは性転換することが知られていますが、ケラマハナダイも群れの中から雄がいなくなると、体の一番大きな雌が雄へ性転化するようです。

ヨスジフエダイも小さな群れですが、色合いがとても綺麗な魚です。

ノコギリダイの群れもしっかりと纏まってくれていました。

このポイントの特徴でもある浅場の珊瑚は相変わらずとても綺麗です。

2ダイブ目は座間味島のドラゴンレディへ入ります。美しい真っ白な砂地の景観です。未だにウミウシに共生している姿は見れないウミウシカクレエビやイソギンチャクモエビなど小さめなのを多めにじっくり観察していきます。

ピンク色の目が特徴的なアカメハゼ、今日は奇跡的に綺麗に写真におさめられることが出来ました。透明な魚体でとても可愛らしい魚です。

最終ダイブは、ドリフトスタイルで自津留へ入ります。緩めの潮に乗って、まずは深場へ行くと珍しくタイマイに遭遇しました。

イソバナとアオサンゴの群生にキンギョハナダイやハナゴイ、キホシスズメダイなどがひっきりなしについています。アカモンガラやカスミチョウチョウウオ、アマミスズメダイの群れも見られるとても魚影の濃いポイントです。

冬場としては比較的良いコンディションの中、たくさんの生物に会うことが出来ました。ご参加されたお客様、ありがとうございました。

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