splus okinawa diving service

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沖縄は11月連休最終日も夏日となりました。ジリジリと陽射しが強く連日汗ばむ陽気で、暖かい日が続いているのは嬉しいです。

今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。穏やかで良いコンディションです。

ワイド多めにオールドリフトスタイルで、最初のダイビングは黒島北へ入ります。緩めの潮に乗って泳いでいきます。朝日が眩しく注ぐ海中に、物凄い数のキビナゴがキラッキラに輝いていてとても綺麗でした。今年は夏場には全く姿が無かったキビナゴですが、季節外れの今が最盛期となっています。棚上のキンギョハナダイも相変わらず綺麗で、食事に夢中のタイマイをじっくり見て来ました。

水深23m程の場所にある赤いヤギにつく赤い個体のピグミーシーホースは、からだのこぶまでそっくりに擬態しています。数個体元気な姿を確認出来ました。

2ダイブ目と3ダイブ目は下曽根へ入ります。透明度が良く潮は緩めの中、主役のウメイロモドキをじっくりと見ていきます。まわりを数匹のロウニンアジがゆったりと泳いでいます。

そして、深場では数匹のイソマグロもぐるぐるしていました。

しっかりと纏まってとても綺麗なウメイロモドキは、宝石のようなコバルトブルーの輝きにに心を奪われます。

しかし、なぜ「モドキ」なのか言うと…

ウメイロモドキに似ている魚にウメイロという魚がいます。ウメイロとウメイロモドキ。この2種は同時に見ることはほとんどありません。ウメイロモドキもウメイロもよく似ていて、大きさは40cm程度で、コバルトブルーの青い紡錘型の魚体の背側と尾びれは黄色。両種とも暖海系で群れるようです。

この2種の違いは、

ウメイロはフエダイ科アオダイ属で、生息深度は水深20~200mの中層で群れをなし、プランクトンや小魚などを捕食。南方系の魚だが深い深度のやや低い水温を好みます。ダイビング中に見る機会は比較的少なく、見た目は、顔は丸く受け口、胸ビレ付け根の黒い点は無い。体色は濃い青。腹側は銀色またはグレー。ウメイロモドキより黄色帯が太く目立つ。胸鰭の上、背側から黄色帯が始まる。太い黄色帯は尾部下側まで続き、尾ビレも黄色。

ウメイロモドキはタカサゴ科タカサゴ属で、生息深度は比較的浅く水深0~40mの中層で群れをなし、プランクトンを捕食。暖かい水温を好みます。ダイビング中に見られる機会も多く、見た目は、口がやや尖り、胸ビレの付根に黒い点が見える。体色の青が綺麗なコバルトブルー。腹側は白。背びれと尾部のみ黄色。

と2種の魚体を並べて比べられればハッキリ違いが解かるようですが、この2種を同時に見ることは難しいです。

明日もコンディションが良さそうです。良い海で何が待っていてくれているのか楽しみです。

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