2023.10.29

オープン・ウォーター・ダイバー講習

涼しげな朝で秋を感じる季節となりましたが、日中はまだまだ汗ばむ夏日が続く沖縄です。

今日は那覇シーサイドパークにてオープン・ウォーター・ダイバー・コース初日です。ご夫婦でのご参加ありがとうございます。楽しんでスキルを身につけて、充実したコースになるよう頑張って行きましょう！

当店で開催されるオープン・ウォーター・ダイバー・コースは２日間でライセンス取得が可能です。あらかじめご自宅等へテキストを送付させていただき、事前学習をしっかりと行ってきていただくことで、講習当日の学科講習の時間が大幅に短縮されるからです。あまり自信がないとのことでしたが、しっかりと事前学習された結果が学科試験に表れ、とても優秀な成績で合格となりました。

当店は水中に入る前に陸上でのスキル練習を行いますが、安全管理の面から相当の時間をかけて行っています。これを行うことで水中に入ってからの講習がとてもスムーズになります。

器材セッティングは、単に組み立てればよいだけではありません。楽しく安全にダイビングするための基本となるものですので、器材を身体に快適にフィットさせ、適切に作動させるために正しくセッティングする必要があります。覚えることが多く初めて行う方にとってはなかなか難しいですが、器材の名称やその役割をしっかりと理解し動作を繰り返し行うことで徐々に覚えていき、回数を重ねるごとにめきめきと上達していきました。

ダイビングを始めるにあたって最も大切な呼吸の練習は、陸上でも限定水域でも時間をかけて行います。レギュレーターを用いた口呼吸に慣れるまでゆっくりと行います。

限定水域講習でのスキルを行う前に、事前に陸上でしっかりと練習することがとても大切です。マスククリアやレギュレーター・リカバリー、エア切れ時の対応など繰り返し反復練習することでしっかりとしたスキルが身につきます。

バディシステムにより、しっかりとお互いをフォローし合いながら講習が進んでいきます。とても重たい器材なので小柄な女性には相当な負担となりますが、とても頑張りましたね。

水面上のスキル、足がつったときの治し方や疲労ダイバー曳航なども、ご夫婦息ぴったりで楽しみながらこなしていきます。

オープン・ウォーター・ダイブではロープを使ったコントロールされた潜降もイメージどおりしっかり出来ました。特に潜降時の姿勢が素晴らしかったですね。耳抜きを行うタイミングやコツもつかめました。

着底後はフィンピボットにより中性浮力の感覚を得ます。水底でうつ伏せになり、ゆっくりと息を吸うと、フィンの先端を軸にして身体がゆっくりと浮き上がり、息を吐くとゆっくりと沈みます。身体が完全に水底に付かない状態を維持出来るようこれを繰り返します。呼吸と身体の浮き沈み動作には、時間差があることを認識出来ました。