2023.09.30

慶良間ファンダイビング（アリガー南ほか）

9月最終日も気持ち良く晴れました。沖縄は夏の終わりが長いです。

今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。

風も弱まり、穏やかさを取り戻した海はとても快適です。透明度もめちゃくちゃ良くてとても綺麗です。

最初のダイブはタマナーファームへ入ります。タマナーとは、沖縄の方言でキャベツを意味します。このポイントには、キャベツ畑のようなリュウキュウキッカサンゴが広く群生しています。

エントリーからまずは浅場の珊瑚の上を泳ぎ、アマミスズメダイの群れを見ていきます。ハナゴイも良い感じで群れて、色合いがとても綺麗に映し出されます。

ノコギリダイの群れはコンパクトに纏まっていました。

タイマイはのんびりと餌を探して泳いでいます。

次のダイブは唐馬ナンバー２へ入ります。真っ白な砂地でのんびりと遊んでいきます。デバスズメダイがとても綺麗で、いつまでもうっとりと見惚れてしまいます。

クロオビアトヒキテンジクダイは、その名のとおり、体の中央に黒帯があり、頬にオレンジ色のラインが２本入っているのが特徴です。警戒心が強く、サンゴのすき間からあまり出ずに枝状サンゴに群れています。慶良間諸島でもここでしか見ることの出来ない稀少種です。

深場の珊瑚の上をハナゴンベがゆらゆらと泳いでいます。ここの子達はなかなか隠れずに外へ出ているためか、写真に撮るといつも明るめに写ってしまいます。なかなか綺麗に撮るのは難しいですね。

ミスジリュウキュウスズメダイやフタスジリュウキュウスズメダイもそうですが、このポイントは魚が増えた印象を受けました。

安定のチンアナゴは写真におさめるには距離がありますね。スカシテンジクダイとキンメモドキも未だ健在のようでした。

最終ダイブはアリガー南へ、ドリフトスタイルで入ります。まずまずの潮の流れがありましたが、その潮にのって泳いでいきます。台風の影響がいつも心配になりますが、ここの珊瑚礁は慶良間諸島屈指で、とても美しい珊瑚があたり一面に広がっています。キホシスズメダイやアマミスズメダイ、オヤビッチャなどがびっしりとついていてとても綺麗な景観です。