splus okinawa diving service

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9月は台風シーズンの沖縄です。台風13号が接近中ですが、何とか晴れて暑い一日となりました。

今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。北東寄りの風で、うねりが大きいですが、思ったほど悪くない海況です。

最初のポイントは渡嘉敷島のアリガーケーブルへ入ります。エントリーから深度をとって深場の根へいきます。たくさんのケラマハナダイが乱舞しており、その下にはスカシテンジクダイも群れていました。

先日目にしたミナミハコフグの幼魚も健在で、隠れない個体でしたので、しばらくの間見ることが出来ました。

グルクンの群れも根の上をゆっくりと泳いでいました。

浅場の根には一面を覆いつくすかのようにキホシスズメダイがびっしりとついています。

アオウミガメが気持ち良さそうに寝ている姿も見ることが出来ました。

2ダイブ目は、唐馬№2へ入ります。真っ白な砂地にたくさんの生き物が生息しています。まずは深場へ行きハナゴンベ数個体の元気な姿を確認しました。

ハナゴイとアカヒメジの大きな群れもじっくり見ることが出来ました。

クロオビアトヒキテンジクダイは見やすいところで群れていてくれて、白のハダカハオコゼは2個体に増えていました。

ハダカハオコゼは、高知県以南、琉球列島、インド洋、太平洋に分布し、底生性で、サンゴ礁域の浅海の岩の上などに生息しています。体長10cm程度の小型種で、背鰭が大きく体高は高いですが、正面から見ると薄っぺらい感じです。

色彩変異が多く、白色、淡黄色、茶褐色、赤色など様々で、頭部は大きく、口は上向きについています。各ひれも大きく、特に背びれの基底は長く高さもあり、そのまま尾びれに繋がっています。擬態しているので探しにくいですが、動かないので撮影はしやすいです。また、脱皮する魚として知られていて、体皮が剥がれ落ちるように脱皮するようです。

透明度が良く陽射しがしっかり入るので、デバスズメダイやスカシテンジクダイの乱舞もとっても綺麗に映し出されます。

最終ダイブは、ドリフトスタイルでアリガー南へ入ります。高水温の影響で白化現象も多少見られますが、それでも浅場の珊瑚礁はとても綺麗で、キホシスズメダイやアマミスズメダイ、デバスズメダイなどがびっしりとついています。

アオウミガメも浅い深度でゆっくりと泳いでいたので、一緒に泳いで時間を過ごして来ました。

台風シーズン到来ですが、今回も進路がずれて運よく海に出ることが出来ました。今後も台風の影響に気を付けながら安全にダイビングしていきます。

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